効力が大きい債務整理ほど、反動としてデメリットも大きくなると言えます。

債務整理のメリットデメリット

 

抱えすぎた借金を合法な手段で解決するものとして各種の債務整理があります。

 

  • 払いすぎた金利を請求、返還するように申し出る「過払い金請求
  • 一定の支払額に抑えて、余計な金利を支払うことをストップできる「任意整理
  • そしてギャンブルなどを除く一切の借金の返済義務を無効にできる、「自己破産
  • また住宅ローン以外の5000万円以下の借金を5分の1に圧縮できる「個人再生

というように4段階に分かれています。

 

それぞれ借金は残るが金利の返済はない、借金自体を圧縮、無効にできるなど効果も違ってきます。

 

一見借金を無効にできる方がお金を支払うことがなくなるので良いようにみえるかもしれませんが、それだけ効果が大きいということは、裁判所が認める個人への最終手段の再生手段の提示にもなっています。

 

当然気安く利用できるシステムではありませんので、個人再生や自己破産は裁判所が認めないといけませんし、自己破産は個人の財産の大半も没収されることになります。

一方で過払い金請求や債務整理は、きちんと借りたお金は返済しなくてはいけませんが、その分ブラックリストや裁判所が発行する官報に掲載されることもないので、その後の生活への影響は殆どありません。

 

いずれのシステムも、多額の借金を抱え、返済が困難な個人への救済策となっていますが、その効力が大きい物ほど反動としてデメリットも大きいといえるでしょう。

 

債務整理でクレジットの利用が不可

一方でブラックリストに掲載されるとクレジットカードでの支払いが不可能になりますが、これは借金をする習慣を矯正するためには有効なものとなっており、債務者の生活習慣を改めるためには必要な措置とも言えるでしょう。

 

いずれにせよ一時的に借金をなくすことができても、その人間の生活を正すには最終的に個人の心がけの問題ともいえます。